そこで色々調べてわかったのはExchange Onlineでメールを運用するのは大雑把に以下の2パターンがあるということ。
- Exchange Online単体で利用(プラン1、プラン2)
- Office365の一部として利用(プランP1、プランE1など)
どう違うかというと、Office365の機能(Web版のOffice)が使えるかどうかが大きな違いです。
僕が使いたいのはメールとカレンダーとアドレス帳機能なので、Exchange Online単体で利用すれば事足ります。
しかし、Office365のプランP1は90日間の無料試用期間があります。
これは試すしかありません、ということでOffice365 プランP1にしました。
で、ここで問題は今まで使っていたGoogle Appsをどうするかということ。
現在はGoogle Appsの無料版は新規申し込みが出来なくなったのです。ということは削除してしまうと、やっぱりまた使いたいとかが出来なくなります。
ということで、Google Appsではサブドメインでメールを運用しようかなと思います。使うかどうかは別として一応そういう設定をしておきます。
ちなみに僕はお名前.comで取ったドメインをGehrin DNSを使って運用しています。
で、以下に簡単に手順を。
データ移行は特にしてません。移行するほどのデータもないので。
スクリーンショットとかは特にないのでそういうのは他サイトを参考に。この辺とか。
あまりよくわかってないので無駄や不足があるかもしれません。優しくご指摘頂ければ幸いです。
- まずはこの辺からExchange Online(Office365 プランP1)に登録。
- 登録したら管理者メニューからドメインを追加。
- Gehrin DNSでTXTレコードに「MS=msxxxxxxx」みたいなのを追加。
- ドメインの確認が取れて、「ドメイン レジストラーでドメインのネーム サーバー レコードを変更する」みたいな指示が表示される画面が出ますが、無視してキャンセル。
- 「保存して閉じる」でセットアップを終了。
- 管理者メニューのドメインを表示して追加したドメインのDNS管理画面を表示。
- DNSマネージャーを表示すると、Office365のDNSレコードが表示されます。
- 表示されたMXレコードとTXTレコードとCNAMEレコードをGehrin DNSに登録します。
- 既に登録されているGoogle AppsのMXレコードは全て「mail」などのサブドメイン用に変更します。
- CNAMEのGoogle Appsの認証用のレコードの「xxxxxxxxxxxx.<domain>.」みたいなのをコピーして「xxxxxxxxxxxx.<subdomain>.<domain>.」みたいなレコード作ります。(例えば「xxxxxxxxxxxx.yujigraffiti.com.」を「xxxxxxxxxxxx.mail.yujigraffiti.com.」のように。)
- その際の値は「gv-xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx.domainverify.googlehosted.com.<domain>.」を「gv-xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx.domainverify.googlehosted.com.<subdomain>.<domain>.」みたいに設定します。(例えば「gv-xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx.domainverify.googlehosted.com.yujigraffiti.com.」を「gv-xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx.domainverify.googlehosted.com.mail.yujigraffiti.com.」のように。)
- Google Appsの管理画面のドメイン設定→ドメイン名を開いて別のドメインを追加でサブドメインを追加。
以上で上手く設定できていれば、Exchange OnlineとGoogle Appsそれぞれでメールが受信できるはずです。僕はGoogle AppsのGmailをmailサブドメインへのアクセスで開くように設定していた為にちょっとハマりました……orz
これからExchange OnlineのメールをAndroidとかBlackBerryとかで使えるように設定してみようと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿